銀座で昼飯を探していて、ふとKFCに入った。ランチコンボ(写真)にドリンク付けて、さぁいくら? 答えは750円。最近のコテコテ系ラーメンよりも安い! だがしかし、メインの鳥を食べて「???」となった。味が妙に薄いのである。そりゃあ「店ごとに作るから当然」とか、「肉を変えた、油も変えた」と説明する人がいるが、それだけと思えない。ネットで調べると、「味が薄くなった」と言う人が多い。ケンタは卓上調味料を置いた方が良いかも。もひとつ面白かったのは、「フィンガーナップ」。油まみれになりがちな指先にはめて使うと汚れないという専用ナプキン。便利そうだから、次に行く時は使ってみよう!
爺でも地道に稼いでる連中がいたぜ!
天候激変の今週、ワシは忙しい。今日はビッグサイトに取材、明日は友達BDの飲み会、明後日は金沢だ。こんなにアクセクしているのだが、世間にはもっと楽して稼いでいる爺たちがいた。「遊爺さん」「花咲か爺さん」「熊爺」「コブトリ爺」などの名前でHPを開設。そこで趣味で撮りためた写真やイラストを売っているのだ。ちなみに花写真が多く10ページも掲載している「遊爺」は一律39円だ。安いからこれを使うデザイン会社も多いだろう。チリも積もればなんとやら……。いやいや人生の達人は多い。ワシは少し真っ正直過ぎて損していたのかも。売れないフリーや、元プロ志向の趣味人は研究すべきだよ。
久々にコゴトを言いたくなったぞ!
昔の中国ではインテリ、知識階級を「読書人」と読び、万巻の書を読破する使命があった。日本の大学はそうしたインテリ養成学校だったはず。だが、今年、大学生協が調査した結果、大学生の1日の読書時間は平均23.6分。ゼロと答えた割合は53.1%になったという。読書は情報収集でなく、自分との対話時間でもある。精読しなければ何も学べない。一度、その習慣がつけば自転車や水泳の技能と同じで後戻りはしない。自己啓発本は本ではない。「ネットで読める」はウソ、コピペ論文はクソだ。読んできた人とそうでない人は眼と言葉が違う。海外の名門大学の学生で、読書しない学生なんて絶対いないはず。今の大学は、就職のための予備校に過ぎず、大学院は人生逃避先になっている。ヤバイかも……久々の、コゴト幸兵衛爺でした。
ネットニュースはどれ選ぶ?
検索をGoogleにしており、そのニュースはデフォルトに。でも記事とサムネのミスマッチがひどいし、天気などは時に英語になる。yahooはPRやTED記事が混在して見にくい。Livedoorは、6セクションが固定していてまるでニュース感がない。キャッチもおかしな日本語が多い。韓国資本のサイトNAVERはトレンドまとめだが女性媚び感がキモイ。マイナビは昔ハイテク系だったしよそより詳しい。が、アニメやゲーム、芸能記事も増えてきた。ハフィントンのリベラルぶりは鼻につく。スマホ用ニュースアプリのグノシーやスマートニュースは入れて即、消した。配信ネタを垂れ流しぜずに記者、編集、校閲がちゃんといるところが見たい。バカネタの「ロケットニュース」や「虚構新聞」の方がまだ楽しいかも。みんなは何を見てるんだろ?
爺唄20 泣ける歌3曲
●1977年、さだまさしの『案山子』。都会で一人暮らしをする弟(妹)を故郷にいる兄が気遣うメッセージ。「お金はあるか、今度いつ帰る、手紙が無理なら電話でもいい……おふくろに聴かせてやってくれ」。この歌を知ったアジアの留学生たちは必ず泣いた。
●2004年、ばってん荒川と島津亜矢が共演した『帰らんちゃよか』。都会に行った子供に田舎の両親が「帰らなくてもいいから」と贈る歌。ばってん荒川は熊本にわかの役者、老婆「お米」役で全国区の人気者になった(2006年没)。
●2013年、吉田山田のNHK「みんなのうた」で唄った『日々』。爺と婆が何気ない日々が幸せだ、大切な人に思いや感謝を伝えることの尊さ、大切さを感じる。「お爺さんはお婆さんを呼ぶ時も、名前じゃ呼ばない♪」。リアルだね~。(カラオケネタたくさん書いたのでいきなり20からデビュー)