明日2月22日は、２のゾロ目でもあるけれど、予報では「春一番」が吹くという。この強い南風が吹けば、春はもうそこまで来ている証だ。寒い冬の季節をじっと耐えていたものが芽吹き、蘇る季節の到来だ。今、頭の中はキャンディーズの「春一番♪」が鳴っているけど、きっと気のせい。けして認知症初期症状ではないと思う、たぶん。
そう考えながら部屋の周囲を見回すと、ここでも蘇ったものがあった。去年、もう死んだと思っていた植木鉢のカランフェが、一斉にオレンジの花をつけているし、ジュリアンも赤と黄色の花をしゃっきりつけている。ついでに切った大根の首をコップに入れたものからも青々した葉が出てきている。ここには、もうとっくに春が来ていたようだ。毎日の勤めに出ていると、周囲のささいな兆しが感じられなっているのだ。これもけして認知症初期症状ではないと思う、たぶん。
さて来る3月からはどうしよう？ まずは、今の勤めにおさらばする！ 次に一度佐渡の実家に帰って遺品整理の続きをする。東京の友人たちも誘うことにする。そして5月からは代々木公園のフリマに出て柿渋製品を売りまくる……。そうそう、GWには久しぶりに旅にも出るぞ！てな調子で予定がどんどん埋まっていく。
やっぱり暖かい季節はいいハゲ頭ももう寒くはないだろう。キャップを脱げる。「重いコート脱いで 出かませんか♪」（春一番）だ。
みなさんも周囲に来ている春＝蘇る季節を見つけようよ。
