h.Tsuchiya

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オッサンの弾丸京都行

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 「千枚漬けは村上重、すぐきは上賀茂のなりたで買うた?それならよろし。姉さん六角蛸薬師♪言えるようにならはったん?『おばんざい』?それ、どこの言葉?」……にわかの観光客が地元の京都人に受け容れてもらうには時間がかかる。

 漬物ひとつでも、観光客相手の土産物屋やJRなんぞで売っているブランドは徹底的にバカにされる。「京都の通りは碁盤の目で分かりやすい」なんて媚びようものなら、「そな、東西の通りを北から順に言うてみて」と試される。京都人は、東西も南北も、子供の頃からそらんじている。また、誰ともなしに、京都の煮物中心の晩御飯惣菜を「おばんざい」と言われるようになったことも面白くないらしい。円山公園「平野屋」の「芋棒」(えび芋と棒鱈の煮物)は許せても、「にしんそば」は、地元民の食べ物とは認めていない。まだある。バッテラ(鯖の押しずし)は、昼過ぎの、家で食べるおやつであって、間違っても店で食べる主食ではない。……こんな感じ。

 ま、こういうご当地民と通りすがりの旅の者とのすれ違いはどこにでもある。富山の「マスずし」しかり、広島の「広島焼き」しかり、佐渡の「イカ料理」しかり……。
 
 先日、仕事で久々の京都立ち寄り。桜はまだ早かったしすごい混雑で、京都ブラブラは諦め、駅弁買って帰京しての宅めし。見た目ほど旨くなかった。駅弁はやはり「荻の家」にすべきだったと後悔した。

 この性悪女=京都にまた無駄金使うたわい。