h.Tsuchiya

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あの女優に捧げられた一曲

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 70年代に、テレビドラマ『アイちゃんが行く!』や『たんぽぽ』『前略おふくろ様』『犬神家の一族』、さらに『池中玄太80キロ』にも出演して人気だった女優
坂口良子を覚えている人は多いだろう。華やかな裏での実生活は、離婚、病魔、再婚後の夫の破産……と波乱万丈だった。彼女が幸福だったのは晩年。プロゴルファー尾崎健夫事実婚状態に入ってからだ。周囲に促されて、2012年には、結婚式を56 歳で挙げた。

 その式で、健夫の兄であるジャンボ・尾崎将司が、小椋佳の「山河」を熱唱。花嫁の坂口良子は、それを聴きながら嗚咽をこらえていた。
「♪顧みて恥じない足跡を、山に残したろうか~♪」。ここで涙が堰を切って流れた。自分の人生を歌詞に重ねたのだろう。

 しかし、その半年後に57歳で亡くなった。「♪そして、終には山河へ帰る♪」。

 そんな母と裏腹に、娘の坂口杏里は、お笑い芸人・バイきんぐの小峠英二との交際・破局といったゴシップをネタにTVに出ているような印象しかない。今日3月23日の2チャンネルによれば、「実力ないのにTVに出てる」と思う二世タレント1位になってしまった。 (NEWSポストセブン 2016.03.23 07:40)

 「母の心、娘知らず」が哀しいなぁ。 ちなみに、坂口良子の命日は、2013年3月27日である。合掌!