h.Tsuchiya

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ほぼリアル「就老(就活老人)日記」(その28)

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(「お神酒徳利」コンビのお陰でほめられた!)
 昨日より10度以上も寒いから、「熱燗徳利の首つまんで~♪」とやりたくなる。徳利で神棚に備える一対を「おみき徳利」と言い、俗には気の合うコンビを茶化して言う。幕末、長州の高杉が命名した門多(井上薫)と俊輔(伊藤博文)は司馬の小説などでとくに有名だ。近年では亀井と平沼もそう呼ばれた(でも麻生と安倍がそう呼ばれないのはなぜ?)……今日の現場には、そんな「お神酒徳利」コンビが来た。遠目に、細いのと太いのがトボトボ歩みで来た。足の悪い細を太がかばっているように見えた。ワシは「あぁ、今日も”老老介護現場”か」と溜息。もう2週も続いた足場組みの現場で、なぜか回されてくるのが使えぬ爺ばかり、親方や監督から何度も怒られていた。……集合して分かったのだが、この2人とは初見ではなかった。4ヵ月前、就労して1週間目の自分が視たのは、2人が、狭い道ででかいリフト車をバックで100mも誘導する様子。「自分もいずれ、あれができなくては……」と思ったものだ。……そこで、前に記事にした「片交」を2人に任せた。太いのが「(車が)行くよ!」と棒を振ると、向こうで細いのが「オーライ!」と応える。その呼吸が絶妙、まさに「お神酒徳利」。……これまでのヨボヨボ要介護爺たちはいくら言っても動けず、声も出せなかったのと大違い。お陰で、帰りがけに親方から「今日は良かった。来週、違う現場だけど、また3人で頼むよ」と、最後の日に初めてほめられた。……自分も、早く「お神酒徳利」の相方に出会いたいものだと、うらやましくもあった。さ、一杯やるか!