人気アイドルGの誰かと別人某が似ているとかねてから巷の噂。それを「見える化」した迷編集者がいた! さっきから嗤い過ぎてメシが食えんのじゃ!(参考URL
https://www.youtube.com/watch?v=LuNkoWC5yJk
https://www.youtube.com/watch?v=rPu7EXEPqUY)
「毎日が日曜日」な人々
時は弥生3月。人生ステージが動き出す季節だ。再雇用分の定年を迎えた知人が「ついに『毎日が日曜日』だ」とつぶやいた。40年前の城山三郎の商社物小説から生まれた流行語がまだ生きていた!小説では言葉のトーンが、ノー天気な色合いから「無為にして怠惰」な日常や、孤老の悲哀など刻々変化する。人生は永い。老後の世話まで看てもらう某省の役人には、自殺の聖歌『暗い日曜日♪』でも聴かせてやりたいんだが……
与太話になったので話を本に戻すと、城山は終わりの方でこう書いている。
「ただ気ままに、長生きだけを心がけようと思った。だが、いまとなってわかるのは、『無為にして怠惰』が『気ままに長生き』と直結してないらしいということである。
『無為にして怠惰』は、いまの日本では、とても黄金の色はしていない。灰色か、せいぜい銅色の生活である。『気ままに長生き』するためには少しばかり内容があり、働きがいのある生活が必要のようであった。」
……それがどんな生活なのか? これを書いた頃の城山には、まだ確信の持てる続きが書けなかった気がする。だから67歳になった自分が読むと、少し物足りない「入門ガイド」なのだ。
爺飯10 「しぐれ煮」自論
貝や肉などの生姜風味の佃煮を「時雨(しぐれ)煮」と呼ぶ。「元は桑名名物の『時雨ハマグリ』を……云々」という話は置いて自論。ふつうに佃煮にすると食材が固くなるが、強火で短時間に煮ると濃い味でもふっくらできる。ジブジブ煮ては瞬時休んで汁を減らし、また煮詰める作業はまさに「時雨」だと思うが。牡蠣を焼き豆腐に添えてみた。