h.Tsuchiya

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アロエがハゲに効くか?

ある美容医院A院長が「アロエの成分が頭皮の炎症や余分な皮脂の分泌を抑えるので、抜け毛や白髪にも効く」とPRしているが、昔からある迷信の焼き直し。知人のオッサンは、20年も髪にアロエ塗っていたがピカピカに剥げた。先の院長の発言もよく読むと「期待できる……」とトーンダウン。だまされるな!ハゲ諸君、バーコードやヅラは止めて、堂々と世界を明るくしようぜ!

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「ドレミの歌」考

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四谷生まれのペギー葉山さんが今日(4月12日)亡くなった。83歳。彼女の友人の本を書くため銀座の風月堂で取材したことを思い出す。彼女自身が日本語の詩を充てた『ドレミの歌』はヒットした。自分はジュリーアンドリュース版で聞いていたので違和感があった。「ラ」はRなのに「レモン」(L)だし、「シ」(Si)ではなく「Ti」(ティ)(tea)だろうと一人突っ込んでた。さて、冥福を祈って『南国土佐~』や『学生時代』でも聞くことにするか。

春雨じゃ濡れてまいろう

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このセリフ知っていたら60歳以上。新国劇の名作でたくさん映画化された。実在のモデルは土佐勤王党武市半平太福岡藩士月形洗蔵の二人。馴染みの芸子・雛菊とほろ酔い気分で帰る。春雨なら濡れるのも酔った身には気持ちがよい、しかも彼女連れなら風情があると洒落こんだ。……500円のビニール傘で一人でコンビニから帰るワシとはだいぶレベルが違う。

爺飯17 里芋ペーストカナッペ

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 里芋を煮ていたのに仕事に気を取られ、煮すぎてしまった。これを潰してペーストにし、オレンジの皮を乗せてクラッカーに。酒のツマミがなかったけど、このカナッペが間に合った。かすかなオレンジ風味も悪くない。明日朝は、トーストに乗せてみようかな?

爺飯16 「芋粥」

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 平安時代、主人公のさえない官吏・五位は、「芋粥(」山芋を甘葛の汁で煮た粥)を、いつか飽きるほど食べるが夢だった。その望みを耳にした藤原利仁が、「ならば私が、あきるほどご馳走しましょう」と申し出る。五位は戸惑いながらその申し出に応じたものの、大鍋一杯の芋粥を目にしたらなぜか食欲が失せてしまった(芥川や今昔物語に出てくる話)。とりあえず里芋と米で「もどき」を作ってみた。旨い!

爺飯15 随園弁当

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 爺は頻繁に外食も中食もする。新宿からの帰り御苑前にある水餃子で人気の老舗北京料理店「随園別館」の500円弁当を購入。安価だが美味しい日替わりはすぐ売り切れ。今日のは牛肉大根煮とキャベツ炒め。ライス、搾菜、煮卵別盛りでこのボリューム!先日買ったMストップの弁当の酷さと対照的。ちなみに「随園」は清の文人・袁枚の庭園であり彼のグルメレシピ「随園食単」にちなむ。この店別館あれど本館なし!

 

『へうげもの』三読目

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新潟市出身の山田芳裕(1968年生)の傑作『へうげもの』は、古田織部が主役の「茶道」漫画。漫画本で読み、NHKのアニメ、Kindle本(2巻まで無料)と何度も読んだ。織部焼きを最初に見たのは駒場の日本民芸館だった。若もんにはカビ臭く思えた「侘び」ものと違い、織部は新鮮だった。「ケレン」と「ワビサビ」の股裂き状態を生き切る古田像を描いた『へうげもの』は面白い!