h.Tsuchiya

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2017-01-01から1年間の記事一覧

ある日突然、マウス止まるの~♪

トワエモアの歌に「ある日突然」があるけど、さっきまで使えたPCが突然フリーズしてしまう経験は誰にもあると思う。急ぎの仕事で使っている時などは焦る。昨夜それが起きた。ポインターは動くがすべて無反応。ディスクか?と再起動をかけてもダメ。今朝にな…

1000円分の「ご利益」

夕方から爺仲間との呑み会。帰りに花園神社の「酉の市」をのぞく。例年以上に屋台が多いし、ガイジンも多い。縁起もの大好きだがカネはないので高さ20㎝ほどのミニ熊手を買う。金1000円也。「境内抜けるまでは人に見せるようにして持ってね。”見通し良くなる…

上手い歳の取り方は?

あべシーちゃん(静江)も40年の歳月には逆らえない? 今日は半日がかりで声の出なくなった歌手や見た目別人になった歌手の映像をたくさん見た。タイガースの加橋かつみは「眼の細い白髪の谷敬」だった。かぐや姫の山田パンダは「汚ヒゲ爺」だった。ワイルド…

爺飯33 荷風が愛した「かつ丼定食」

永井荷風は78歳で歩行困難になってから、食事は本八幡の貸間近くにあった食堂「大黒屋」で同じものを食べていた。かつ丼と味噌汁ろ上新香に1合の酒(菊正宗)を付けた。帰る部屋は超ゴミ屋敷。1959年4月30日、死んでいるのが見つかった。少しの吐血にかつ丼…

『My Way』を唄える人の資格?

1969年にフランク・シナトラが唄ってヒット。当時のTV番組『アンディ・ウィリアムス・ショー』でもアンディがカバー。これが絶品だったために、これをカラオケで唄いたがる団塊爺が続出した時代があった。しかしこれは歌ではない。むしろ語りである。「終幕…

「自分の居場所」を問う?アニメ

『この世界の片隅に』がやっとYouTubeで見られる。この映画は古着の繕いや窮乏食の工夫という戦時中生活誌の側面が話題になったが、もっと哲学的な内容だと思う。広島から呉(クレ=九嶺)に嫁いだスズは、大切なものを次々失い、生きる楽しみも存在意義も薄…

11月2日は「白秋忌」だって!

ほぼ十三夜、秋の月は白く美しい。「青春龍東・朱夏雀南・白秋虎西・玄(黒)冬亀北」の「四神相応」は古人の自然科学かも。北原白秋は若い頃色んな醜聞にまみれた人だったけど、詩の才は掛値なしで凄い。1922年に新潟に招かれ、寄居浜で作った童謡「砂山」…

レピュテーション(評判)と広報力

だいぶ昔(2000年暮)、日経BP社で出した『デジタル大事典』で、自分はこんなことを書いた。「(レピュテーションは)『評価』(エスティメーションほど厳密なものではないが、モノの経済から『情報』の経済に移るということは、サービスやブランド、イメー…

カラオケのレパートリー考

最近はまったくカラオケしていない。もう高い声も大きな声も出せない。それはともかく、普通の人は「聴いたことがある」曲から「歌える曲」「歌ってみたい曲」までいろんなレパートリーを持っており、それを時間軸に引き延ばしたら前後30年分くらいあると思…

爺飯32 気分転換バナナケーキ

原稿書きに煮詰まると台所に立って思いつき料理を作る。今日はバナナケーキ。レシピなんて知らないまま適当にコナコナ混ぜて、フライパンでジクジク煮る。バナナ3本と割ったチョコクッキーを入れた。熱いうちはまだブヨブヨ。冷ますと適当に固まる。で、気分…

珈琲チェーン 店名由来また聞き

スタバは海好き創業者が『白鯨』に出てくる航海士の名前から/ドトールは社長が修行したサンパウロの通りの名前。英語ならドクターの意味/プロントは、イタリア語で「準備ready 」の意味。電話なら「もしもし」/豆販売と店頭試飲のカルディは、コーヒーの…

爺飯31 山梨ほうとう

10年以上ぶりの甲府出張。地場産業の印伝を取材。帰りの飯は定番の「カボチャほうとうどん」1150円。昔も入った店だったが、覚えていたより量が多い。食べられなくなったんだナァと老いを自覚。でも体はポカポカ。駅前の信玄像見て、あらためて短足肥満だなアと…

琴ライブ付割烹を体験

琴ライブ秀 叔父の七回忌直会を荏原町の割烹「秀」でやった。料理は並みの京風懐石だが、〆が江戸前鮨たっぷりというのがうれしい。だが、別の売り物がもう一つあった。1時間ほどプロによる琴の生演奏をしてくれるのだ。最初はBGMか思ったが、中庭を挟んだ離…

爺飯30 「喰う」を語らぬ美学

男が「喰う」ことを語るのはさもしい、と思い続けてきた。60過ぎて思い直し、語ってもいいかもと「爺飯」を書いている。形而の上と下を行きつ戻りつ、先達の語り口をノートしつつだ。『文人悪食』『もの食う話』もノートした。だが、「何を食べたか言ってご…

爺飯29 円谷幸吉の遺書

ほぼ半世紀前に自殺した五輪銅マラソン走者・円谷幸吉の遺書がせつない。「父上様、母上様、三日とろろ美味しゆうございました。干し柿、餅も美味しゆうございました。敏雄兄、姉上様、おすし美味しゆうございました。克美兄、姉上様、ブドウ酒とリンゴ美味…

爺飯28 カキ煮のっけ丼とゴボウ巻き

青森市場名物「のっけ丼」に倣って、ご飯の上に刻みレタスを敷き、カキとシイタケの時雨煮と玉子焼きをのっけて完成。仕事しながら缶ビー片手にチャチャッと食うにはこれが一番。濃い味にしたカキと少し甘めの玉子焼き、シャッキリレタスが旨かった。爺飯は…

爺飯27 ビスケット

食育では「おやつは第4の食事」と重視するが、ジジババにはただの「口すさび」。漱石は英字ビスケットをよく食べた。できの悪い学生の答案を採点しながら「(荻生)徂徠は炒豆を齧って古人を罵るは天下の快事なりといったが、自分は、ビスケットをかじって学…

『2ペンスを鳩に』の記憶

『ウォルト・ディズニーの~』話つづき。完成した『メリー・ポピンズ』(1964年)を見ながらエマ演じるバトラーズが号泣する異質のシーンで使われる曲が『2ペンスを鳩に』だ。自分がこの曲を知ったのは翌年に出たブラザース・フォーのアルバム。グリーンフ…

やっぱりエマ・トンプソンが好き

カズオ・イシグロがノーベル文学賞を受賞して良かった。彼の作品を曖昧で憂鬱という人もいるが、映画化されるとその良さを理解する人が増えるように思う(日本のM氏とは真逆)。『日の名残り』もその一つ。この映画はアンソニー・ホプキンスやエマ・トンプソ…

日本の「田舎」が救われる?

景勝の大歩危、小歩危で知られる四国・三好の祖谷は人口200人を切った限界集落。だが、外国人観光客が確実に増えて、自然と日本の古き良き暮らしぶり、何よりも地元の人との暖かな交流に満足して帰る。その数、2007年546人から2016年には1万人突破。こんな田…

尾鷲は「オワセ」か「オワシ」か

三重県南部の漁港に取材旅行で来た。小さく静かな良い町だが、読み方に迷った。普通は「オワセ」だが昔の駅名表示は「オワシ」とあるし、合併前の尾鷲町も「オワシ」。それの正否を年寄りに聴いても、「そぉりゃ、オワシェじゃァ」との返事。一体どっちなんだ…

生真面目過ぎない生き方

小林秀雄が中原中也に書いた手紙が見つかった。枝野氏が新党「立憲民主党」結成。ラスベガスで銃乱射事件……今日も色んな事件。どうも肩が凝る。ふと思い出してYouTube、鹿児島実業高校の「笑える新体操」部。樋口靖久氏が16年前から演出するようになって人気…

明日から神無月

10月は神無月である。俗に神様が出雲に集まって居なくなる月というが、この「無・な」が「の」にあたる連体助詞「な」で「神の月」というのが本当だ。6月の「水無月」が「水の月」であるのと同じ。なお出雲の10月は「神有月」と言い、日本中の縁談を決めるら…

消えてしまった「ペンだこ」

1967年「見えーる見えーる」、1969年「まっくろけのけ!」、これ当時のボ-ルペンのCM。中高生が、これを使いたいばかりに強く握って、ノートやハガキに書きまくり「ペンだこ」を作った。痛いがチョッと自慢。しかしそれから半世紀。漢字の筆順さえ忘れ、ペ…

白々しくステマした文豪・谷崎

「ステルス・マーケティング」ことステマはSNS特有ではない。義理人情や欲に駆られて昔から「ヨイショ!」があった。文豪・谷崎潤一郎が「日本人は食物にかけてはコスモポリタンであるが、それでも老年に及ぶに従ひ、結局自分の祖国の料理を、而も最も日本的…

爺飯26 「納豆爺」にだまされてはいけない

「S903」とかいう「おかめ納豆」しては高い納豆を買ってみた。納豆菌効果と乳酸菌ナンチャラで抗体力をうんぬんというが問題は味だ。少し甘い感じ。齢とると昔ながらの素朴な味を好むと言われるが、どうかな? 斎藤茂吉も「われつひに 六十九歳の翁にて 機嫌…

FBの「彼岸」

街に出ると花を抱えた家族連れちらほら。「秋の彼岸会」だと思い当たり、柄にもなく「おはぎ」を買った。好きだった人たちの殆どは「彼岸」に行ったので、自分が「此岸」に留まる未練はないなぁ。先日、亡くなった友人がFBの「知り合いかも」の欄に出て驚い…

爺飯25 明日は山形の芋煮会

明日9月17日は、台風18号の影響で各地は荒れ模様との予報。だが、秋祭りのz時季だし各地で色んな行事が予定されている。山形の「芋煮会」もその一つで断固「雨天決行」らしいが、どうなることか……。より心配なのは芋煮戦争だ。鶴岡などの沿岸部が豚肉+味噌…

FB再開したものの……

FBやTwitter、instaといったSNSメディアは、「メッセージ」向けではなく、仲間うちの気分の「マッサージ」だと思う。人間が人間(じんかん)に生きる以上、それも必要なことはわかるが、どうにもうるさいし、時間の無駄だと思うことが多くて先々月にアカウン…

今日から始まった越中八尾の風の盆。死ぬまで一度は見てみたい。行けない時は石川さゆりの「風の盆恋歌」を聴いてしみじみするか!映像は1993年、若いねぇ。