h.Tsuchiya

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爺歌72 3つの『ライオンキング』と『おつかれさん』

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 この夏、ディズニーの『ライオンキング実写版』がヒットした。まず1994年アニメで大ヒット、97年にはミュージカル版が出て、これまで82億ドル稼ぎロングラン中、主人公の名は「シンバ」だ……自分は四季のミュージカルは見たいと思うが、他のはちょっと抵抗がある。米国のアニメが出た当初から、「これは手塚治虫の『ジャングル大帝』のパクリじゃん!」という指摘があった。米国では1966年に『キンバ・ザ・ホワイトライオン』との題で放映、その後何度も再放送されている。手塚版の主人公名「レオ」は「キンバ」になったが、名前、筋や設定などそっくり要素が多い。だが、ディズニーは未だに「これは当社オリジナルだ」との主張を変えない……ま、色んな”オトナの事情”があるんだね、きっと(皮肉ですけど)。そんなオトナたちは、よく「おつかれさん」と挨拶を交わす。「でも、なんで僕には言うてくれへんのやろ?」と疑問を持つ子供の心を珍しくも関西弁の歌にしたのがBEGINの『お疲れさん』……一度だけ、怖い犬に吠えたてられて飼い犬と一緒に逃げた時、子犬に「おつかれさん」と言った。この弱虫な子犬の名前が『シンバ』である。名前負けしてる……最後の歌詞がいい!「お前はまだまだ疲れを知っちゃあかんよ。たくさん食べて、ぐっすり寝て明日も元気になれ」と父親?が寝かしつける。笑えて、ホロっとくるいい歌なんだよ。