h.Tsuchiya

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爺時1 「忘却」へのクサビ 1963年

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 大昔(1952~54年)のNHKラジオドラマ『君の名は』(菊田一夫原作))のことはリアルタイムでは覚えていないが、イントロが「忘却とは忘れ去ることなり。忘れえずして忘却を誓う心の悲しさよ」は知っている。この頃、爺の最大の敵はこの「忘却」だと思う。たとえば去年の7月、芸能記事を賑わせたのがフランス女優ジャンヌ・モローの死(89歳)だったのに、すっかり忘れていた。今夜、『勝利者(TheVictors)』で見つけ、雑誌『ELLE』の追悼特集であらためて偉大さを知った。彼女のことはまたどこかで書くとして、この1963年の映画(2時間半の長尺!)は素晴らしかった。TV『ベンケーシー』のヴィンセント・エドワーズや豪華な女優たちも良いのだが、イタリア上陸からベルリン攻略までをニュース映画を取り込みながら戦闘シーンが出てこない。でも戦争の無残さ、虚しさが伝わる。またケネディ時代の60年代前半の米国には、まだ良心と信頼があった転機だとわかる。(この年11月ケネディ暗殺)……生活史上の大事な節目の年をちゃんと振り返るには、映画やドキュメンタリーが媒介(メディア)として役に立つ。……生活史上の大事な節目の年をちゃんと振り返るには、映画やドキュメンタリーが媒介(メディア)として役に立つ。