h.Tsuchiya

My NEWS

「夏の雲」という名の公園!

 練馬・光が丘団地に「夏の雲公園」という名の区立公園があることを今日、偶然に知った。なんとセンスの良いネーミングか!調べたら54,033㎡と東京ドームより広く、プロムナードや多目的広場、ジャブジャブ池、椿の庭、テニスコートなどもあり、フリマやお祭りも行われるらしい。さらに調べると、近くには「秋の陽公園」「春の風公園」「四季の香ローズガーデン」(植物園)まであるではないか!「練馬区エライぞ!」というか造園設計した東京ランドスケープ研究所もエライ!
 なぜ「夏の雲」という言葉にドキッとしたかというと、雲の美しさ、面白さは夏、とくに旧盆過ぎから9月初めの二百十日頃までが最高だと昔から思っていたからだ。アニメの新海誠も「夏の雲」の美しさを知っているようだ。
 前に仕事現場の空を眺めながらの「観天望気」を書いたけど、その後に撮ったものも載せておく。左下は突然の土砂降りをもたらした「乳房雲」。ぷくぷく垂れ下がった不気味な形。その右は晩夏&初秋のシンボル「鰯雲」。空一面に広がるのは雨が近づいているしるし(余談、成瀬巳喜男の映画『鰯雲』も名作です)。そして右が珍しい「彩雲」。雨の上がった空に虹のかけらのように数十秒間出た。雲の氷がプリズムになったのだろう。これを見ると幸運が……と言われる。そういえば先週、映画『バービー』を観て、旨い小樽の鮨を食べるという愉しい「デート」?ができた(笑)
 さて季節は巡り、明後日8日は24節気の「白露(はくろ)」。意味は「大気が冷えてきて、草などの先に白い露ができる頃」(このネーミングもなかなかかっこいい)。澄んだ高い空=「秋天」そのものを愉しむ季節だね。