
米国で右派活動家がライブ報道中に殺害されたが、それを見て進歩系市民が「やったー、ざまーみろ」的なツイッターを次々とアップした。しかしその非道徳的な投稿はすぐに炎上し、職場から解雇を言い渡されたりアカウントをバンされるような事案が起きている。
誰もが簡単に情報発信でき拡散される時代。しかもそれはデジタル・タトゥとなって消えない。自分の発信に周囲がどんな反応をしているのかをたまにはチェックした方が良いかもしれない。
エゴサーチの効用は「評判チェック」だけではない。自分自身をチェックできると思う。試しに自分の名前を入れてググってみたら、表向きのプロフィールとか著作の情報が上に来ているだけだったのでひと安心。でもとんでもないことを発見!
FaceBookへの自分の投稿記事を過去に遡って5年分くらいめくってみた(時間かかった)。そしたら「♪なんてことでしょう~♪」。ほとんど同じ内容の記事が繰り返し(ひどいのは4回も)出てくる。季節ネタなどは仕方ないとしても、くだらんウンチクを垂れているのも多い。恥の上塗りになるから、どれがそうだとは言いたくないが冷や汗が出た。頭脳にも感性にもまるで進化がない。
分析すると2019~2020年頃が頭とセンスの働きがピークで、そこから現在まで急速に降下しているようだ。これは自分の「老い」の自覚と同機しているなぁ。
自己中やナルシズムは避けたいが、発信情報を「鏡」として考えとくほうがよさそうだ。