h.Tsuchiya

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「ガスト」のチョウチン記事です(笑)

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 テイクアウトが流行りなの?窮余の策なの?……自分は家で出前を頼むほど優雅でもないし店に行く方が愉しい。でも、今日は例外……家から2分のところにある「ガスト」に立ち寄って、「マルガリータ」のピザをお持ち帰りした。これがなんと税込みで332円!。5月半ばまでのキャンペーンらしい……同じく家から2分のところに「サイゼリア」があるのだが、こちらの同ピザは390円。価格の差は大したことないが、バジルソースが効いている点で「ガスト」の勝ち!……ほんとは自分で焼きそばを作って夕飯にするつもりだったから少し後ろめたさ?があるのだが、ガサツな自分がささやく。「こまけぇこたあ、いいんだよ」と。アツアツのうちに食べたら、旨かった!……「ガスト」のチョウチンになったけど、実はハイな気分になった理由が他にも。厚労省から配給の「アベノマスク」がポストに届いていたからだ。ちょうど手持ちが品切れになりそうだったから「ラッキー!」。世間の悪評はどうでもいいんです。ピザとマスクが手に入ったラッキー感で、気分が「Lift Up」したんだね。単純だから……「お持ち帰り」は愉しい。次は吉野家松屋でやってみるか。クセになりそう

”4.28”だから「ハイサイおじさん」ズ

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ハイサイおじさん

 明日4月28日は、戦後のSF講和条約で沖縄等を「米国の施政権下に置く」とした条約が発効した日(1952年)。以降1972年5月に本土復帰するまで、この「4.28(ヨンテンニイハチ)」は、左翼陣営こぞって「反戦=沖縄を返せ」をアピールする記念日だった……●今や新沖縄民謡とも言える『ハイサイおじさん』だが、実在のモデルがいる。歌では酒と女が好きなグウタラ爺として、マセガキにからかわれるが、家庭内で妻が娘を斬殺するという事件があった人(朝日新聞Beうたの旅人2011などに詳報) ●この歌を作った喜納昌吉(71歳)は当時中学生。後に民主党国会議員も経験したが、もっぱら「歌で世界平和を」という活動をしている ●その喜納より左翼的なのが、沖縄の新聞ジャーナリズム。化石みたいなイデオロギーで「4.28は『屈辱の日』」キャンペーンをいまだに続けている(2017年朝日の世論調査では県民の82%が「復帰して良かった」だが……) ●嘉手納基地約2割の地主として、ユニクロアパホテルの社長らに次いで3位の高額所得者であり続けているのが竹野一郎という人物 ●竹野の件も含めて観光案内ではない沖縄ルポ『だれにも書かれたくなかった戦後史』を書いたのが佐野眞一(72歳)。この人、剽窃や舌禍事件も起こすが宮本常一渋沢敬三などの評伝、東電OL事件ルポなども書いていてともかく精力的 ●おっと、忘れるとこだった。沖縄返還ノーベル平和賞(1974年)をもらったのが佐藤栄作だった……てなわけで、沖縄をめぐる個性的な「おじさんズ」が山ほどいるわけなのです。志村の「ヘンなおじさん」噺はやめとこ)……沖縄好きの同輩諸君、GWには行くなよ!

来るべきものが来てしまった(泣)

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「♪コロナの季節は、なぜかせつない日々で ♪河原の道を 自転車で走る君をおいかけた♪」……『ロビンソン』の歌詞をもじってフンフンやってるうちに夕方になり、今日の立哨は終り。現場のN町から自宅へは遠い。ただ帰途の愉しみが一つあった。駅前の立ち食いソバ屋「やしま」。10人も並べば一杯のガード下。細めの麺で甘めのツユ。自家製天ぷらも旨いし「あさりそば」なる名物もグッド。2週間に1度は寄っていた……ところが、である。なんと、昨日から「(コロナ自粛のため)3週間ほど休業します」と無情の貼り紙。ガ~ン!……ついに来るべきものが来てしまった(泣)。3週間後だと別の現場になるのにぃ……このN町は、映画『翔んで埼玉』で、GACKTが”空気臭当てクイズ”?で「日本で一番インド人の多い町」と当てた。冒頭の川原の道(実際は堤防)は、インド人だけでなく老若男女がチャリやジョグでたくさん行き交っている。みんな、運動不足と閉塞感を解消したいんだな、と共感しながら観ている……いや、「今日の問題は、ソバがない♪」(『傘がない』)である。明日からの帰りの愉しみ、なんかないかな……

「巣ごもり」おつまみ「甘酢和え」

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 アマゾンのPrimevideoにキッズ向けが増え、観るものがないから食い物を作る。「鶏肉」と「ゴボウ」を使いたいがいつも似たようなものになる……ふと肉団子を想い出して「甘酢和え」に決めた。両方とも薄切りにして片栗粉をパタパタ。順番に素揚げして油を切り(左上)、砂糖醤油と酢で作った出汁に投入。そのまま煮絡めて完了。味はウ~ン、フツ~。魚なんかの甘酢系共通の味まんま。ま、日持ちしそうだから弁当のオカズだな……油や片栗粉が残るのがイヤだから「何かないか」と探して見つけた「ゆで玉子」(いつも「茹でた孫」と誤変換しそうでドキドキするのはワシだけ?)。半分にして考えもなしに粉をまぶして投入。「あ、スコッチエッグもどき! でもなぜ揚げる必要ある?」と”とまどいトライライト”(豊島たづみ)。ケチャップで自分をごまかした(右下)……さらに冷凍庫に半年以上放置プレィだった柿(さわし平核無柿)。こうやってスプーンでえぐりながらシャーベット状のを食べるのは、佐渡人なら73%ぐらい(数字に根拠なし)が知っている(佐渡は「おけさ柿」ブランドで出荷しているが、首都圏市場ではいつも後手)。それも、解凍してさらに放置してたからシャキシャキでなくグズグズに。トホホ……今日の「巣ごもり」クッキングは「甘酢」のせいで”手間パフォーマンス”があまり良くなかったなぁ。味見したら、ヤになる前に洗いものしてしまおうっと。

東京は「花の季節」だが……

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 昨日の爆弾低気圧が去って、東京はピーカン。朝から小用があって新宿御苑方向に……街路樹がきれいだ。今が盛りなのが白やピンクの「ハナミズキ」。大正のはじめに日本が米国に贈った桜(ポトマック河畔)の返礼で贈られたものが広まった(四ツ谷駅から迎賓館に向かう通りの並木が最高)。小さな公園のフェンスによりかかって咲いていたのは「ヤマブキ」。これも大田道灌の故事あって江戸にゆかりが深い。でも八重の種類はちょっと派手で気恥ずかしい。別の場所だが、色々な植栽を無秩序に育てているところがあって、そこには植え込みの「ツツジ」(左の細かい葉で白い花)と「サツキ」(右側、大きい葉で赤い花)が重なって咲いていた……東京は緑化、街路樹整備に力を入れてきたと思う。23区では予算の1~2%が緑化費用だという。新宿区なら15~20億円くらい使っているだろう……せっかくの「花の季節」がもったいない。せっかく出かけても花に気づかず通り過ぎるのももったいない……ついでに見つけた2丁目辺りの、”夜咲く花”のお店。看板の「マジしんどい」が切実であります。ガンバレというのも虚しいけど、わかるよ。

「駕籠に乗る人、担ぐ人……」の迷宮?

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籠に乗る人担ぐ人

 「不要不急」業種・催事への自粛要請で、色んなサプライチェーン、バリューシステムがガタガタに……それに絡めて「①箱根山、駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまたわらじを作る人、②捨てたわらじを拾う人、③欲深き、人の心と降る雪は、積もるにつけて道を忘るる」なる諺?を書こうと思い、まず出典を調べた……しかしこれが迷宮に入ることになるとは……ネットのうんちく野郎たちは、落語の人情噺「白子屋政談」に出てる、その『仇娘昔八丈』だ。いや歌舞伎の『吹雪花小町於静』だ、とか書いている。でもその落語や歌舞伎(黙阿弥)の台本まで調べたが、出ていない……とくに①のくだりについては、人たらし宰相・角栄の得意話と書いたのもあるが、これは秘書・早坂の持ちネタだ……本当に調べもせずに書いているのが多すぎる……この諺?は①、②、③がまるで別物。①は5・7調で「うん、よくできてる」と思えるが、②は急に品下がる。さらに③はこの句を「欲の浅ましさ」というくくりにしており、「世の中、階層社会で、色んな生業が繋がっている」という前半のトーンからはずれる。明らかに付け足しだ……③は、幕末のサムライ高橋泥舟の言葉というのもウソ。まして現役評論家・山本健治説は大ウソ。江戸の心学者・脇坂義堂の「道歌」だった。「道歌」というのは道徳的な教訓言葉集。「仰ぎ見る 富士の高嶺のそれよりも 高きは親の恵みなりけり」とか「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」みたいな標語っぽいのも多い……でも①と③の両方を枕話で使っているのが落語の『夢金』(志ん朝とか演者しだい)だが、実はこれも「底本」があって……やめた、やめた!どんどんラビリンスが深くなる……世の中もまさに先の見えない迷宮状態だけど、自分としては、隣の専門学校(休校中)に毎朝5時半から来て掃除をしていたオバサンが、このひと月姿を見せないことが気がかりなのだ。稼ぎがなくなって途方にくれていないかと…

「駕籠に乗る人、担ぐ人……」の迷宮?

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籠に乗る人担ぐ人

 「不要不急」業種・催事への自粛要請で、色んなサプライチェーン、バリューシステムがガタガタに……それに絡めて「①箱根山、駕籠に乗る人、担ぐ人、そのまたわらじを作る人、②捨てたわらじを拾う人、③欲深き、人の心と降る雪は、積もるにつけて道を忘るる」なる諺?を書こうと思い、まず出典を調べた……しかしこれが迷宮に入ることになるとは……ネットのうんちく野郎たちは、落語の人情噺「白子屋政談」に出てる、その『仇娘昔八丈』だ。いや歌舞伎の『吹雪花小町於静』だ、とか書いている。でもその落語や歌舞伎(黙阿弥)の台本まで調べたが、出ていない……とくに①のくだりについては、人たらし宰相・角栄の得意話と書いたのもあるが、これは秘書・早坂の持ちネタだ……本当に調べもせずに書いているのが多すぎる……この諺?は①、②、③がまるで別物。①は5・7調で「うん、よくできてる」と思えるが、②は急に品下がる。さらに③はこの句を「欲の浅ましさ」というくくりにしており、「世の中、階層社会で、色んな生業が繋がっている」という前半のトーンからはずれる。明らかに付け足しだ……③は、幕末のサムライ高橋泥舟の言葉というのもウソ。まして現役評論家・山本健治説は大ウソ。江戸の心学者・脇坂義堂の「道歌」だった。「道歌」というのは道徳的な教訓言葉集。「仰ぎ見る 富士の高嶺のそれよりも 高きは親の恵みなりけり」とか「飲んだら乗るな、乗るなら飲むな」みたいな標語っぽいのも多い……でも①と③の両方を枕話で使っているのが落語の『夢金』(志ん朝とか縁者しだい)だが、実はこれも「底本」があって……やめた、やめた!どんどんラビリンスが深くなる……世の中もまさに先の見えない迷宮状態だけど、自分としては、隣の専門学校(休校中)に毎朝5時半から来て掃除をしていたオバサンが、このひと月姿を見せないことが気がかりなのだ。稼ぎがなくなって途方にくれていないかと…