h.Tsuchiya

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70爺の「霍乱(かくらん)記」(1)

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「一病息災」という言葉は、躰の病をころがあると自覚していると健康に留意するようになり、息災(元気)に過ごせると意味だと解している。その逆が「健康過信」だろう……70超すまで薬も病院も無縁だった自分がその典型。それが年明けの仕事初めに現場の朝礼中に貧血、嘔吐して救急搬送され、検査の結果、健康な人の7倍にも膨れた大動脈瘤と腎機能が数分の1に低下していることなどが明らかに。「すぐに入院、手術が必要」と医師。「ちょ、待てよ」とワシ……一旦、帰宅し大家に話し、バタバタ準備して東京医大に入院した。以来、2週間。手術は先延ばしになり、連日、さまざまな検査と事前処置を受けている。腎臓と膀胱の負荷を減らすとかで、尿管ステントをイチモツの先から尿道に入れられたのは痛いより恥ずかしかったけど……でもジタバタしても仕方ない。積年の「健康過信」を反省しながら、気分は「まな板の上の鯉」と開き直っておりまする。