h.Tsuchiya

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『待ちぼうけ』から広がる噺

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 「イヤーワーム」発症。今日の曲は唱歌の『待ちぼうけ』で「♪ある日せっせと野良稼ぎ―♪そこへウサギがとんででて ころり転げた木の根っこ♪」ってヤツ。ところがその先が思い出せない、なぜ『まちぼうけ」だったのか……そこで調べる(?!マーク)。この事件でウサギを食べるか売るかして「味をしめた」農夫が、翌日から同じことを期待して農作業を放棄。ところがそんなことはもう起きず、その間に畑は荒れ地になっちゃった、という筋立てだった……作詞は北原白秋。大好きな『砂山』(佐渡が出てくる)などに比べて余情がなくて白秋らしくない。そこで?!すると、「満州唱歌」?!の依頼で作ったもので、出典は中国戦国期の『韓非子』?!中の物語。守旧大事の儒学者を批判したものらしい……ここから「守株待兎(しゅしゅたいと)」という成句ができたともある。「宝くじに当たったからもう働かない」とかだけでなく、一時、マスコミにちやほやされた芸能人、文化人、学者先生とかにも観られる態度かも……歴史では韓非子は秦に使いして、李斯?!に謀殺されるが、『キングダム』には出てこないんだろうな、きっと。なお、「待ちぼうけ」シリーズのガチャがあるらしい(写真)。カア~イ~す。