YouTubeを観ながら寝落ちする習慣になっているが、昨夜はあるストリートバンドの動画に夢中になって、夜更かししてしてしまった……バンドの名前は「Brothers Moving」。デンマークの兄弟3人と友人で2008年に結成。12年にニューヨークの街頭で演奏中のところを通行人が撮影してTubeで公開。それがすごく関心を集めて、さっき調べたら2083万回も再生されている……唄った"Minnie The Moocher"が良かった。この曲、キャブ・キャロウェイが30年代にヒットさせた。彼の踊りと唄を最初に見たのは映画『コットンクラブ』。次は『ブルースブラザース』だったがインパクトあって魅入ってしまうパフォーマンスだった……そのキャロウェイとはテイストは違うが、このバンドの「ミニー～」も最高だった……歌の中身は、イイ女なんだがダメ男に入れ込んでジャンキーになっている「ミニー姐ちゃん」の物語……ふと思う。今の日本でこれを唄ってサマになる歌手はいないな、と。唄なら憂歌団の木村がいるがあのクネクネ動きはできない。甲本ヒロトかエレカシの宮本浩次くらいかな……コロナ明けたら日本にもこの手のバンドが路上から出て来るかな。
