h.Tsuchiya

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「ワンタン」と「ほうとう」の関係

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 帰路、五反田で下車して「広州市場」で「ワンタンメン」を久々に堪能。香醋(黒酢)をレンゲに入れてワンタン(10個もある)を漬ける食べ方が好き。塩味スープと細麺もね。この数年、贔屓(ひいき)にしていて普段は新宿の店に行く……自分の場合、食い意地は腹からではなく脳から来るらしく、ワンタンについてもつい調べたくなる。……この店のようにたっぷりの肉を巾着包みにするのも、麺と一緒に食べるのも、そして「ワンタン(雲呑)」と表記するのもすべて広東風。中国では「餛飩(ホゥントゥン)」と呼び、小ぶりの練り物を浮かべて食べるもの全般を指す……Wikiによると、呉語では「ウンドン」、西安語では「ホエトエ」と呼んだことから、これが日本に伝わってうどん、ほうとう、ほうちょう(大分)、はっと(宮城)などになったかも、という。謎?が解けた!……脱線、「贔屓」ってなんのこと?中国の架空の生物で「贔屓(ひき)」が由来。龍から生まれた神獣の一つで亀に似た姿をし、「重いものを好むため」柱の土台の装飾としてよく使われる。これを取ると柱が倒れることから「贔屓の引き倒し」と言う語が生まれたんだってさ。えッ、こんな言葉自体、使わないのか(笑)