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「空調服®」+αで猛暑に耐える

 去年7月も9日連続猛暑日だったが今年もなかなか暑い! 日陰のない場所で立哨するのは命がけで熱中症が怖い。そこで対策の基本は、まず「空調服(これは登録商標)」着用。警備会社によっては希望者に有償支給というところもあるが、今の会社は最初から無償支給なので助かる。今や建設現場の誰もが着ている。
 だが「空調服」は水や触媒を使って冷やすものではない。人体の発汗作用に伴う気化熱をファンで体外に排出する「生理クーラー」(これも®)の原理だから生ぬるい風が首筋や袖口から出てゆくだけ(風量は調節できる)。その効果で服が汗でぐっしょりということはなくなる。だが、それでは少し心許ないので、自分で「+α」の工夫をする。
 まずチョッキが戦国武者の「母衣(ほろ)のようにふっくら膨らまないと循環が悪くなる。警備員必須のイエローベスト(安全チョッキ)は上から締め付けることになるのでタップリサイズに調節。排気があたる首筋には、ウェットティッシュを巻き付ける。さらにヘルメット下に汗どめのバンダナをしているのだが、これを水で湿らす……これで首から上の「気化熱」をだいぶ除ける。
 他にもスポーツドリンクや塩飴などを勧める人も多いが、日に何本も糖分の多すぎるものは呑めない。自分ちで作った麦茶に塩サプリをちょっと入れたものを持参するようにしている……そんなこんなの工夫で今のところ猛暑に耐えられているが、事前兆候もないうちにフラ~っと来るんだから油断は禁物。とくに寝不足とバランスの悪い食事がヤバイようだ。あと数日、もう少し頑張ろうね、ご同輩諸君!
空調服®の特許問題や現在の進化製品などについては㈱空調服および(株)セフト研究所の情報が面白い!)