h.Tsuchiya

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「秋の昼長」?を使って

 警備の仕事は多様。先月まで建設現場で常駐。日曜日は埼玉某市の祭(雑踏警備)だった。今日は鉄筋搬入誘導のスポット勤務……てな具合。哀しいのは日の入りが早くなって夕方5時半でもう暗いこと。気分も暗くなって帰っても何もする気になれず、「もつけねぇ」(佐渡弁:可哀想な)粗食をすませて早々に蒲団に入る。
 だが、今日は11時に終了。スポット勤務はたまにこれがあるのがうれしい。秋の夜長ならぬ「秋の昼長」を使って、日頃から気になっていた隅々の掃除をしたりプリンターを棄てて余った用紙を束ねたり、さらにあるもので食べ物も用意した。
 一つは安くなったリンゴで朝食用のジャム。いつも砂糖の量は適当なのに、辻褄が合う不思議。二つ目はマッシュポテト。いつもつい作り過ぎたり色々なものを入れすぎるので、今日は真っ白でクリーミーかつ適量を目ざす。これもまずまず、そして夕飯は今が旬の柿と余り野菜のサラダとパン。そこへオリーブオイルと酢、胡椒、ゴマ少々……てなわけで、久しぶりに台所ワークを愉しんだ。
 明日は街路樹の剪定作業で歩行者誘導。久々だし自然相手だからうれしいが、できることなら日が沈む前に帰りつきたいなぁ……。
 余談、頭の文章に「もつけねぇ」を佐渡弁と書いた。ネットなどにもそう書いたものも見つかるが、いつも言うように方言ものは断定が難しい。これも調べると「福井弁」だという。日本海北前船航路などを考えれば福井・越前の影響があるとは思うが、他にももっと特徴的な福井弁があるはずなのに、佐渡ではこれしか見当たらないのが不思議だ。基本的に佐渡の言葉は上方や江戸言葉の吹き溜まりだ。