h.Tsuchiya

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新、反、非、脱、総、全そしてシン

 何かの名詞や概念にさまざまな「接頭辞」を付けると、別物のような印象になる。例えば「反原発」「非武装」「神対応」等々……「シン」はアニメ監督の庵野秀明が「シンゴジラ」(2016)で、「神、震、真などの多義を込めて使って」から流行り出した。この解釈は専修大教授の武田徹氏の受け売り。ついでに彼の指摘した「シン」をもう一つ。元共産党員•松竹伸幸氏の著作『シン共産党宣言』のことだ。党首公選制を訴えたこの本では、「シン」にで進化の意味を込めたようだが除名されて今は裁判沙汰。新党首になってももめている様子を見ると、共産主義の「民主集中制」と常識的な民主制は調和せず、進化より退化に見える。政局の話題ついでに「派閥」の今後にどんな接頭辞たらピタっとくるんだろう? 脱派閥、消派閥、廃派閥、隠れ派閥……何をつけても新味は無さそうだなァ。徒党(派閥)を組むことが問題じゃ無くてカネにだらしない本性が問題なんだからね……イヤイヤ、自分に似合わない話題の「床屋政談」は止めとこう(笑)
「♪けれども問題は今日の~(陽水「傘がない」風に読んでね)「歯抜け」だよ。そう、また抜けて入れ歯が支えられなくなった。咀嚼できないと嚥下力の細い自分には大変なのだ。この先に見えているのは「総」入れ歯!「総」は壮絶だなぁ。そうまでして生きていたくないんだが……神様のシナリオに任せるしかないのか、トホホ。