h.Tsuchiya

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こどもだってタメ息、つくよな?

 夕方下番時、立哨現場のゲートを閉めていたら、小学3~4年くらいの男の子が自転車で目の前を通り過ぎ…と思ったら止まって、少し夕空を見上げる感じで「フウ」とタメ息をついた。驚いた!どうみてもフツーの子がタメ息……だよ。一体、彼に何があったんだ?なぜ?なんで「フウ」?
 でも帰り路、よく考えたらこどもにだってタメ息つきたくなる理由はたくさんある。いちいちあげないけど。とにかくある!だから驚くこともなかった。自分にも経験はあったわい。
 こどもは幼い、でもそれなりに完結した一人のヒトなんだもんね。こどもにも宇宙はあり、壮大かつリアルな生がある。なめたらイカンのです。
 そこで思い出した曲がある。BEGINの『おつかれさん』。歌詞意訳=(1番)とうちゃんは町内の人に会うたびに「おつかれさん」というのにボクにはいってくれない。(2番)ボクが真似してばあちゃんにいったけど、びっくりして笑ってほほをつねられた。(3番)子犬のシンバと散歩してたら大きなシェパードに吠えられた。全力で逃げて、シンバに「おつかれさん」。そしてグッとくる(4番)(寝入ったボクに向けたとうちゃんの言葉)お前はな、まだまだ疲れを知っちゃあかんよ。それよりな、たくさん楽しい事があるやろ。ぐっすり眠ればまた明日、元気が湧いてくる。たっぷり食べればもう一度、勇気が湧いてくる(中略)いつか旅立つのか、お前の未来に今夜『おつかれさん。おつかれさん……』
 やっぱこれを作った比嘉栄昇は天才だな。
(©NHKみんなのうた」,絵くずおかひろし)ちなみに「シンバ」は『ライオンキング』の主人公ね。(🄫劇団四季
 今日の「タメ息男子」はきっと近所の子だからまた見かけるだろう。どんな成長?するか見ていきたいな(笑)