h.Tsuchiya

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心の洗濯日「ジャブジャブ」

 心の情操部分に栄養が回らないと気分が暗くなる。美術館やコンサートに行ったり、痛快な本を読んだり見た目もステキな旨いものがその栄養になる……なんて気取った言い方したけど、要はたまには気分転換=「心の洗濯」が必要だという話。
 今日はその「ジャブジャブ」?ができた。メインは洗足学園音大(溝の口)の定期演奏会、それも邦楽だった。エスコートしてくれたのは篠笛のセミプロでもある老友イオさん。
 自由が丘で待ち合せてまずは腹ごしらえ。食べログのランチ評価が高い「大山生煎店」。名物の焼小籠包(生煎)と中華粥で980円。アツアツで旨い!
 洗足音大は初めてだが立派なホールがいくつもあって色々な演奏会が開催中。邦楽は、津軽三味線や箏、中国琵琶、尺八などの楽器を用いた多彩なプログラムだった。中でも認識を改めたのは「箏≒琴」だった。3名ずつ2組の奏者が、時に競うように、時に合力するような曲だったがその音色は深くてしかもカラフルだった。結構、体力が必要そうだ。
 ラストは全員での大合奏。「熊野古道」という曲だったが、親しみやすい展開でちょっとポップだった。それもそのはず。作曲したのは林哲司。たしか今、話題の80年代シティポップの代表曲『真夜中のドア』(松原みき)などを作曲した人だった(演奏会の配信動画は、同大のHPから視聴できる)。
 最近は80年代の洋楽ばっか聴いていたから、まったくテイストの違う邦楽はどんな風に聴けるかなと思ったけど、これも「あり」だなと思った。
 美術館は光悦展を見逃がしたけど、「キリコ展」など面白そうそうなのがあちこちで始まる。さぁ、また「ジャブジャブ」しに行かなくちゃ。どうですか?ご一緒に(笑)