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見惚れる生き方の女たち(3)

やり投げのマッケンジーと北口

 9月21日に幕が下りた世界陸上。女子やり投げで日本期待の北口榛花は右肘のケガが尾を引いてまさかの14位予選落ちだった。一番悔しいのは本人だろうが、その北口が昨日22日、同種目で入賞したある選手についてツィートした。

 その選手とはオーストラリアのマッケンジー・リトル。63m58で銅メダルを獲得した。彼女の本業はシドニーのロイヤル・ノースショア病院でフルタイム勤務する医師。今度の大会に際しても、直前に心臓発作で救急外来した男性の処置を終えてチームに合流した。

 北口が賞賛したのは、こうしたプロとして2足のワラジを履いても業績を残せることについてだった。「マッケンジーはダイヤモンドリーグの間もテストしてたり、本当にすごいんですよ」「もちろん他の選手も先生してたり、専門的なお仕事してたりしながら試合してる選手もいます」とリスペクトした。この投稿にはファンからも多くの李ポスト、「いいね」が付き、今も更新している。

 当のリトルは「メダルが取れた時は、自分でも『バランスが取れている。全てが完璧に』と思える。でも、困難な時でも、これが自分にとって最善だと信じてきた」と語っている。

 北口の笑顔が大好き。両人に次も期待したい