h.Tsuchiya

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爺歌69 どっちやねん?「心の傷」v.s.「体の傷」

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 シグナルというバンドは『20歳のめぐり逢い』で「手首の傷は消えないけれど♪心の痛みは僕がいやしてあげる♪優しさで」と唄っている。一方、ジュリーは『時のすぎゆくままに』で、「からだの傷ならなおせるけれど♪心の痛手はいやせはしない」と唄っている……「心の傷」v.s.「体の傷」、はたして癒せるのはどっちやねん。ネットでは自称カウンセラーどもが、「こちらは直せるが、そちらはどうも……」とかテキトーなことを言っている。ワシに言わせれば、傷がいつまで残るかは深浅によるのだし、PTSDになるか否かはその人しだい。そういうドーデモ良いことを口にするのは、口説き文句にしやすいからだ……面白いのを見つけた。「ことばんそうこう」というバンドエイドみたいなものだが、「痛いの痛いのとんでけ~」とか「まけんな」とかの言葉が印刷されている。「傷を、体と心の両方からなおすため」だそうだ。ま、こうなるとちっとも色っぽくないけどね……ちなみに冒頭の2曲はともに1975年。両方とも老け込んだ爺だけど、声がまだ生きているのはジュリーだった。すごいもんだ。