h.Tsuchiya

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気分は「もっとフルーツを!」だが

 旬の果物をたっぷり食べたいが、値段が高すぎたり多すぎたりして買いそびれる。そんなわが家に久々に複数種の果物が揃った。柿にバナナにみかんにリンゴ、ついでに?白桃のヨーグルトも足すと5種もある。ワーイ😄 (絵はP.セザンヌ。ドクロと一緒の静物!スゴ!)
 このうちリンゴはジャムになり、バナナとヨーグルトは朝食用に潰して一体化。柿は「焼き柿」にしようと思っている。今や柿の調理法に「焼く」のが定着したようだ。柿を焼くと甘味が増すだけでなく栄養値も増すらしい(とくにGABAやシトルリン)。私見だとこのアイデアは2017年頃にカレー屋があぶり柿カレーを出したあたりから広まり、YouTube では2021年に全農が紹介、22年には管理栄養士の関口さんの前述のような「栄養うんちく」を添えた投稿(右下)がバズったようだ。
 だが、日本の果物・野菜市場は大したことない。10年前のFAO(国際連合食糧農業機関)データでは「日本は世界174ヶ国中129位。これは先進国の中でも最低水準で、第1位のオランダとは3倍以上もの差が開いている」という。日本では若い女性の消費量が多いとはいえ、厚労省の栄養調査目標摂取量(200g/日)には達していない。30代の男性が最も低い。果物の種類別消費金額では、バナナ、リンゴ、みかんの順(2020総務省家計調査)になっている。
 どうやらわが家も世間並みだなぁ……コタツにみかんのてんこ盛りなんて久しくお目にかかれていないが、暮の風景として、ちとサビシイ(笑)