h.Tsuchiya

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「おこめクーポン」に申込む

 コロナで眠っていたインフレ圧力が噴出して世界中で物価高騰と生活困窮層の急増が起きている。日本でもその対策として大阪府は「子ども一人に5000円相当の米ないし食品クーポン」を支給する政策を打ち出し、東京都でも、ワシのような低所得者向けに「おこめクーポン」を配布することになった。
 今日、その「申込み」用通知が来た。お米25キロを2~3回に分けて配送するコースから米15キロとカット野菜か緑茶かジュースのコース、乾麺と飲料のコースなど全8コースから第3希望まで選んでハガキかネットで申込み、3~6月の配送を待つ仕組みだ。なお、Web申込みには米15キロと東京都産野菜というコースがある。
 自分の第一希望はお米15キロと水煮したカット野菜パックのコースにした。食事に制限があるから米の消費ペースが落ちているし、野菜パックなら保存もきいて煮物やスープに使いやすい。これはありがたい。
 去年の今頃、退院後の生活再建をしなくてはと焦り、行政の色々な支援施策を受けられぬものかと奔走したことがあった。生活保護、食費支援、家賃補助、職業紹介、医療費補助……だが、めぼしい成果はなし。さまざまな制約条件にはねられたり、煩雑な手続きの割に得られるものが少なかったり、時間がかかる等々の理由で「こりゃダメだ。ともかく働き始めるしかない」と、お上の施し?に頼るのを止めた経緯がある。
 しかし、先日の現金(5万円)給付とか、今回の”現物”支給なら大歓迎。「東京都政もやるね」と手の平返しの評価をしている自分を笑う。