h.Tsuchiya

My NEWS

炊飯器で「タルトタタン」に挑む

 安いリンゴが手に入ったらまず朝食用のジャムを作る。この頃は、リンゴの他に牛乳や小麦粉、卵などが身近にある時は「リンゴケーキ」に挑んでいる。作りたいのはフランスの「タルトタタン(写真右下)。タルトは果物焼き菓子で「タタン」は19世紀に最初に作った姉妹および彼女たちの経営したホテル名。なんだか語呂がいい!
 要は砂糖とバターでカラメルを作りリンゴを加えて焼く。そこにボディになる小麦粉のドロドロ(?なんて言うの)を投入してさらにじっくり焼く。そして焼けたやつを天地ひっくり返して皿に受ければ完成!
 「なんだぁカンタン、おいらできらい!」とやったが、フライパンで作った1度目(左上)は見事にカラメルを焦がして炭化物に。半月後、こりない性格で2度目の挑戦(写真左下)。「炊飯器で作れる」との情報で作戦変更。たしかにじっくり弱火で焼くにはこれがいい。しかし例のドロドロ液を計量もせず、小麦粉も使ったこともないドライイーストもダバッと入れてしまい、すぐに硬くなり、少しシブいような味に(それでも全部食べきるのがワシ)。さらに半月後、懲りずに3度目の挑戦。ドロドロ液の管理はしっかりできたのだが、リンゴ(小玉1個半)が物足りない。
 失敗は成功の元。タルトタタンへの道は遠い。いや、おフランスの洒落たネームにひきづられるのはよそう。カラメルもいらん!ただのリンゴケーキと考え直して次回こそは立派なものにして見せる。対策は考えてあるのだムフフ……