h.Tsuchiya

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「MOMOKA」の”お接待マンガ”

 YouTubeで贔屓している「MOMOKA JAPAN」(フォロワー数80万人)が、ついにマンガ本になったので早速購入(講談社。ネットの現代ジャーナル系でプロモがすごい)。でも舞い上がってアナログ本で買ってしまった(本は増やさないと決め、つい昨日、多和田葉子のはKindle版で買ったのに(泣)。
 MOMOKAは京都出身の20代。自宅にはウィペット2頭がいる。6年前、日大生の頃にフリーハグの動画を公開したのが最初かな。以後、海外に行って日本のお菓子を食べさせたり、訪日外国人にパンや菓子を食べさせて印象を聴く路線に。そして今は「あらぁ~」で挨拶して、割烹や居酒屋などへ連れて行って普通の観光客なら食べられないようなメニューを、的確に説明して楽しんでもらうパターンに定着した(累計600本)。似たようなYouTuberはたくさんいるが、これとダイスケの「日本食冒険記」だけが安心して愉しめる。料理をちゃんと理解し説明も旨く接待に人柄がにじみ出ているからだ。英語の勉強にもなる。出世魚ブリはイナダもハマチもワラサもYellowtailだし、ウニはUrchin(アーチン)、カツオはBonitoてな具合。梅酒、イブリガッコやゴボウの素揚げ、銀杏、白子、ブリカマの塩焼きそして必殺の和牛。これらに触れて、皆、驚き感動する。.
 思うに外人にはビルの上階や地下にある店に入るのはハードルが高いのだ。そこでホテル、コンビニ、チェーン店、ストリートフードなどで「日本食を知った気になる」しかない。ビーガンに精進料理の店をすすめる人も少ない。日本食をラーメン、鮨、カレー、カツ丼しか知らずに帰る人も多いだろう。写真は1年前に動画に出て再来日、マンガにも登場して驚くオーストラリアの夫婦。
 マンガの評価はしないが、MOMOKAの番組は良い!店側に勉強になるし、こういう「和食お接待」のプロを目指す若い人も増えるのではないか?色んなサブ効果を生みそうな気がする。