h.Tsuchiya

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2015-01-01から1年間の記事一覧

143 1円老骨の詩

今日は倉庫仕事のバイト。家を出る時、財布に111円あった。でもバイト先の駅前自販機で110円の缶コーヒーを買う。エネルギー源にしたかった。残りは1円しかない。これが今日のワシの値段。老骨1円也。昼飯や夕飯なんて先のことは考えられない。月末の家賃を…

旬の食べ物

旬とは、上旬、中旬などという言葉があるように、本来十日間の意味だ。食べ物の旬は十日しかない。それより速すぎても遅すぎても美味しくはない。それより速いのは「走り」で、遅いのは「名残り」だ。今日、スーパーで柿の「走り」を買ってみたが、みごとに…

大衆芸能の原点に還れ!

このところバイトの日程が混んでいて、息抜きに呑みに出るのもままならない。歩いて1分のスナックじゃなかった「ダイニングバー高樹」にも行けない。気分晴らそうとYouTube三昧。ところが、「お気に入り」に入れてあった曲が片っ端から消されている。JASRAC…

ネコ派? イヌ派?

ネコが好きか、イヌが好きかで、人の性格はおおよそ判るのだという。ネコもイヌも飼ったことがあるので、自分がどちら派の性格なのか考えたことはなかった。気まぐれなのは確かだからネコ派かもしれないし、人間が好きだからイヌ派かもしれない。誰かに指図…

「こ・そ・あ・ど」で通じる気楽さ

今日は倉庫片づけという底辺肉体労働のバイトをしてきた。先方担当のMさんはワシと同じ歳。バイトの同僚Aくんはまだ30歳前。仕事の指示を聞くのに、Mさんとは「これを……」「それを……」「あれを……」「どれを……」の「こ・そ・あ・ど」言葉でほとんどの会話がで…

帰り着いたら、秋の気配

盆過ぎからほぼ1週間、郷里の佐渡島に帰ってきた。そこにはたくさんの自然があるからいやでも夏の過ぎていく気配を感じていた。田んぼの稲の色、人気の少なくなった海辺、朝夕のひんやりした冷気……。でも、なんとなく人工物だらけの東京だって、同じなのだと…

夕立という風物詩

お盆休みに入ったはずの都心だが、結構、仕事に出ている人がいる。ご時世だから9連休もできる会社は少ないかもしれない。そんな勤勉な人たちの帰宅を、夕方7時少し前の夕立が襲った。大した振りではないが、傘を持たぬ人が多く、皆道路を走って雨宿りに忙…

東京ノスタルジック・ナイト

今日7月25日は、隅田川で花火大会、新宿では沖縄エイサー祭り、うちの近所の公園でも青年会による夏祭り宴会……。東京中が、なんとなくノスタルジックな空気に包まれたような夜だ。かくいう自分も、YouTubeで「男はつらいよ」を観ている。第41話は、初の海外…

老醜!眉間のシワ

年甲斐もなくみっともないことをして「顰蹙(ひんしゅく)」を買うのは恥ずかしい。近頃は高齢化で年甲斐もないことをしでかす「老害」事件が増えている気がする。事件ていうほどではないが、みっともないことをしでかす人が多い。というよりも、いい齢だか…

ちょっとウンザリ……

国会で「強行採決だ!と言って、採決時に賛同を意味する起立をしてプラカード掲げたバカ野党。共産党青年組織=民青のガキを前面に出しているデモに出て行く自称無党派市民。来る国会包囲デモに持参せよとプラカードのデザイン見本を拡散するFB連中。マスコ…

「夷」と書いて「たいらか」と読む

わが故郷、佐渡の民謡「両津甚句」に「両津ランカン橋ぁ~え~え♪」と あるが、この橋の北部が「ヱビス(夷)」地区、南部が「ミナト(湊)」地区。それぞれに津(港)があるから「両津」だ。でも、そのヱビスに「夷」の字を当てていることがかねてから不思…

次は「佐渡金山」バッシングか?

7月5日は、なでしこ敗退とユネスコ世界遺産をめぐるゴタゴタが重なった厄日だった。翌日、読売新聞は、来年、登録が見込まれている「佐渡の鉱山群遺跡についても朝鮮人強制連行のクレームが出る」と書いた。5月に韓国外交省が発表した内容をフレームアップし…

SHIROBAKO観て想う「生涯の仕事」

昨日のネットニュースを見ていたら、「品川・荏原七福神で萌えキャラポスターを作り、商店街を活性化」なる記事が出ていた。昨今、商品を売るにも人を集めるにもなんでも「萌えキャラ」だのみになっている傾向をいささか苦々しく思っていたし、そのポスター…

「ボケて」してる場合じゃないのか!?

2ch経由で見ているサイトに「ボケて」がある。写真や絵と意外なキャプションを組み合わせてとボケるお笑いネタだ。時々見ては吹き出している。一渡り見るのにおよそ30分かかる。くだらぬひまつぶしだと思うが止められぬ。特別な道具や知識やワザが必要な…

たまには漫画もいいよね

この頃は、お金を出して本を買うことがほとんどない。ネットの無料図書館「青空文庫」のものをAmazonのKindleで読んでいる。でも、一昨日、珍しく紀伊国屋まで出向いてきれいな本を2冊も買ってしまった。杉浦日向子(すぎうらひなこ)の漫画「百日紅(さるす…

しつこいけど本気でおススメ

この季節になると心奪われる音楽映画を思い出す。ブログで何度も何度も書いているから、「しつこい」と思われるかもしれないけど、音楽映画の「真夏の夜のジャズ(Jazz On A Summer's Day)」が本当に良いのだ。 1958年に開催された第5回ニューポート・ジャ…

先達へのオマージュ

「先達」とは、ある分野に精通して他の人を導く人のことだが、「徒然草」では、社寺の参詣で知ったかぶりしてとんでもない間違いをする人を見て、兼好は、「少しのことにも、先達はあらまほしき事なり」(ちょっとしたことでも、先に立って案内してくれる人…

恥をしのんで言うのだが……

この数日、YouTubeで昔のNHK大河ドラマを見ている。それも戦国~徳川もの。「秀吉」「葵 徳川三代」「国盗り物語」「利家とまつ」「功名が辻」……といった具合。中身は講談、野史の類で知られたエピソードを、トレンディな演出で、当代の人気者が演ずるもの。…

底辺仕事の勘どころ

職業に貴賤はないというのは建前で、いつの時代、どこの土地にも底辺の職業・仕事というのはある。文化的にきれいごとのベールで包んでいるものの、現場とその処遇を見れば明らかにヒエラルキーはある。そして、その底辺仕事というのは、たいていが頭より体…

シニア向けスナック

統計的には日本男子は80歳まで生きるという。今後の推計と健康寿命で考えれば、ワッシもあと15年くらい生きねばならない。15年しか生きられないという言い方もできるだろうが、自分的には「もういいよっぉー」と思っている。今生への未練が薄くなった年寄り…

稼ぐのも楽じゃないのに……

今日は、横浜である大きな学会のスタッフバイト。今日からの4日間、7000人近くの人が来るので、スタッフが足りないと招集がかかった。稼げるのは4日で約3万円。最年長グループの自分を含め、老若何女のバイトが80人くらい来ていた。ふだんは中学生の模試試験…

トリビア的散歩

今日は30度越えかと思うくらい暑い日だった。でも、その日盛りの午後、強引に散歩に出かけた。家でくすぶっているのに飽きたせいもあるし、体がなまり過ぎて疲れたからだ。少し、汗でもかいて体と気持ちをいじめてやりたくなったのだ。 向かったのは南側。左…

気に障る振る舞い?

その男は、テーブルの上にクレジットカード数枚と携帯を、かちゃかちゃと音を立てながら並べては、「よし!」とつぶやいていた。「カチャ! よし!、カチャ! よし!」。ここは昼下がりの、青山2丁目のドトール。場所柄、広告関係やアパレル関係らしき客が多…

ハゲ型の発見

昨日、近所のドラグストアに行って、ひとつ発見した。自分のハゲ型がどうなっているのかを見つけたのだ。この店は、店内レジ前の監視カメラ映像がモニターにも出ている。たぶん、客が並んで混雑したら店員がヘルプできるためなのだろう。ふだんは、レジに向…

平成の日本映画を観たい

「意識高い系」を気取る気は全然ないのだが、ここ20年ほどTVも新聞も雑誌もちゃんと見たことがないので、ネットのニュースで話題になることでも、さっぱり見当もつかないことがたくさんある。とくに芸能だの映画おや音楽のジャンルだ。 だからというわけでは…

「 サザエさんの大そうじ」

たぶん20代の頃だと思うが、単行本の「サザエさん」(姉妹社)のある巻で、サザエさんが大そうじする話があった。昔は畳の下に湿気除けのために新聞紙を敷いて薬をまいたものだが、サザエさんが、畳を上げていざ掃除しようとして、いつのまにかその古い新聞…

ステージ芸の魔力

「毎日が日曜日」状態に戻った記念(?)に、久々に近所のスナックへ出かけてゆっくり呑んだのだが、居合わせた客からコンサートのチケットをもらった。「明日の夕方からだが、行けたらどうぞ」と、数人に配っていた。出るのは「キム・ヨンジャ」他とある。…

やっと会社を辞められた

今日、5ヵ月半勤めた会社を辞めた。本当は」あと2ヵ月くらい契約が残っていたのだけど、会社ごっこは自分には向かないことがとことん分かったので、いろいろ口実を設けて辞めた。辞めた会社のことをあれこれと書く気はない。ただ、仕事は楽しかった。色ん…

まだ遭えぬGuruやRivalに備えて

人生という商売を長くやっていると、いろんな窮地に何度も立たされる。そして何とかそこを脱した時というのは、誰かの助けをもらっていることが多い。こういうのは「恩人」(benefactor)だ。ボクにもそう思っている人が何人かいる。無償の愛情を注いでくれ…

「残された10万時間」への想い

ある人の計算によると、大学を出て22歳から60歳まで会社勤めをすると、約10万時間を仕事(職場)に費やしたことになるという。ほぼ40年間、社畜というか”飼い犬暮らし”に甘んじてきた時間の量だ。ところが、定年後、85歳まで生きるとすると、それもやはり10…