h.Tsuchiya

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長生きしすぎな鉢植え

 すでに何度か記事にしたが、この冬もわが家のカランコエの鉢植えが花をつけた。アロエの「不夜城」も親株子株揃って元気だ。両者とも2011年に入手したので12年も生きている。とくにカランコエは、葉も茎もポロポロになるような枯死状態を何度も経てきた。冬場に室内に取り込む以外、水忘れはしょっちゅう、根が張り詰めたので鉢替えをしたのは1回だけ。いい加減に放置だしてきたのに何度も生き返る。尊敬して?今年は100均の「植物活力剤」やらをあげてみているが、効能はわからん。
 鉢植えが元気なのは良いが、ワシが生きてるうちに”天寿”をまっとうしてもらうというシナリオは幻想のようだ。おそらくワシより長生きするだろうが、死後、誰かの手を煩わせて「鉢植え」をゴミ処分してもらうのも申し訳ない(結構、めんどう)。アロエについては食用可能品種なので葉肉のヌルヌルを取り出してヨーグルトと一緒に……という手も考えている。
 もうすぐ弥生・3月。桜が咲く。桜花の寿命は儚いが桜木(『スラムダンク』!)は長い。日本最古の山高神代桜山梨県北杜市)は樹齢2000年だそうだ。屋久杉もすごそうだな。スウェーデン・ダラルナ地方のオウシュウトウヒの根は9,550年も生きているらしい(写真)
 ウ~ン、どうあがいても植物はワシらより長生きしそうだ。無人の里が原始の森に帰る絵が浮かぶ。逆に人間の寿命のいじらしいほどささやかなことよ。鉢植えは、こっそり野に返そうかな……ウソウソ(笑)